「肉を食べない人が最近増えてきているけど、どうして?」
「肉を食べない人って何食べてるの?」
「肉を食べないと体はどうなるの?」
お肉に関する疑問ってつきないですよね!最近では、ヴィーガンの有名人やアスリートも増えてきていますよね。
なんでヴィーガンになろうと思ったんだろう?そんな風に疑問に思ったことはありませんか?
それは、肉を食べないことで身体に大きな変化を感じたことが、理由の一つにあると思います。
タスマニア在住のかよこです。
私はお肉を食べない食生活が7年目になりました。

昔からお肉が嫌いだったわけではなく、ラーメンとトンカツが大好物でした!
そんな私がお肉を食べなくなったことで実際に起きた身体の変化と、身体への影響をプラントベース栄養学の観点から簡単に解説していきたいと思います。
それでは最後までご覧ください。
※本記事の内容はプラントベース栄養学に基づくもので、医療アドバイスではないことをご理解ください。
肉を食べないとどうなる?


肉を食べないとどうなるか、心と体の変化を栄養学の観点から簡単にまとめました。



肉を食べなくなると、体はどう変わるのか気になりますよね!
肉を食べないことによる体の変化
体にとって嬉しい変化がたくさんあります!
下記にまとめました。
- 腸内環境の改善により便秘解消につながる。
- 血行が良くなるため、冷え性改善につながる。
- コレステロール値が下がり、肥満が改善する。
- 消化に負担が掛からなくなり、疲労感が減る。
- 心臓病、癌、糖尿病などの現代病にかかるリスクが下がる。
- ニキビや毛穴の改善にもつながり、肌の調子がよくなる。
肉を食べないことによる心の変化
次は心の変化です。
意外かもしれませんが、肉を食べないことで、心にも大きな変化があります。
- 腸内環境が良くなり、気分が安定しやすくなる。
- 動物性食品を食べることによる無意識の罪悪感の軽減につながる。
- 動物からの負の念を受けにくくなる。
- 腸内環境が良くなり頭がすっきりする。そして新しい価値観や情報を受け取りやすくなる。
肉を食べないことで起こりうる課題
肉を食べないことで、ネガティブな面があるんじゃないかと気になっている方も多いと思います。
以下にまとめたものは、ネガティブな問題というよりは、個々の課題だと思います。
- 家族や友人と外食に行くときに気をつかう。楽しめないかもしれないと不安になる。
- 料理の仕方が難しいと感じる。
- 何を食べるべきなのか、わからなくなる。
- 食べたい気持ちを我慢して、結果的に心が辛くなる
ここで一番の課題は、我慢して心が辛くなることです。我慢ではなく、楽しみながら自分のペースでプラントベースの食生活を楽しむことが大切になってきます。
肉を食べないことによる環境や社会への影響
現代社会の畜産業は、環境や社会にとても大きな影響を与えています。
畜産業が環境問題に大きく加担しているのを知っていますか?
以下に簡単にまとめました。
- 世界では干ばつや水不足になる地域があるのに、世界の1/3の水資源が畜産に使われている
- 発展途上国や貧困の多い地域で、家畜の餌である穀物を育てるために土地を使ってしまい、食料難となり飢えに苦しんでいる。
- 畜産が原因で森林破壊が進んでいる。
- 家畜の糞や尿で水質汚染が広がっている。
肉を食べないという選択は、これらの環境や社会の問題への解決にもつながります!
そして一番大きな影響は、動物たちへの搾取を減らすことができること、だと思います。
犬を食べることは非難されますが、同じ動物である牛や豚、羊、鶏などを食べても非難されません。
では牛や豚、羊や鶏は犬と何が違うのか、考えたことはありますか?
肉の代わりに何を食べれば良いの?


では何を食べたらいいの?と疑問に思いますよね!
結論から言うと、たくさんの野菜・穀物・豆類・海藻類・果物・ナッツ・シードなどを食べれば良いです。
買い物に行くと、野菜コーナーがお肉コーナーより大きいことに気が付くはずです。それだけたくさんの野菜(植物性のもの)の選択肢があるんです!
そして肉を食べない場合、最新の栄養学の情報を知っておくと安心すると思います!最新の栄養学とはプラントベース栄養学です。
次はプラントベース栄養学について簡単に紹介します。
プラントベース栄養学とは?


プラントベース栄養学とは、世界規模の研究結果から導き出された、エビデンスベースの最新の栄養学です。
この栄養学では、植物由来のものを、できるだけ自然に近い状態で、食べられる部分丸ごと食べることを推奨しています。
精製されているものや添加物が入っているものは、できるだけ避けることを推奨しています。
プラントベース栄養学で推奨している上記の食事方法を、ホールフードプラントベースの食事と呼びます。
プラントベース栄養学で証明されていること
プラントベース栄養学では以下のことが研究により証明されています。
- 癌・心臓病・糖尿病などの現代病の予防につながり、長期的な健康につながる。
- 人間の体は、全ての栄養素を植物から摂取することができる。
- ホールフードプラントベースの食事をしていると、バランスよく栄養素が摂れる。
プラントベース栄養学について詳しく知りたい方は、下の記事も一緒に読んで頂くとより理解が深まります。


肉を辞めたことで起きた実際の体験談


私は肉を辞めたことによって、たくさんの良い変化がありました。そんな私の体験談をまとめました。
個人的な良い変化
私の場合は、ポジティブな変化しかありませんでした。
無意識レベルで肉が身体に合っていないことを、ずっと不調という形で身体は教えてくれていたのかもしれません。
- ダルさが無くなり体が軽くなったので、動くのが面倒ではなくなった。
- ポッコリお腹などの余計な贅肉が落ちた。
- ニキビができにくくなり、毛穴の黒ずみが薄くなった。
- 頭の中がクリアになり、新しい情報や価値観をキャッチしやすくなった。
- 持久力が増えた。
- 希死念慮が無くなった。心が病む頻度が少なくなった。
個人的なネガティブな変化
ネガティブな変化はとくにありませんでした。
最初に私が肉を食べないと両親に伝えた時は、理解して貰えませんでした。
現在では、実際に家族の誰よりも健康だと両親も認めているので、特に何も言われません。
肉を食べないとどうなる?嬉しい変化がたくさん!
本記事では、肉を食べないとどうなる?心と体に起きる変化を簡単にまとめました。
今回まとめた内容をもう一度確認してみましょう。
- 腸内環境の改善により、心も体も調子が良くなる。
- 現代病にかかるリスクが下がり、長く健康でいられる。
- 便秘・冷え性・肌のトラブルなどの悩みの改善につながる。
- 腸内環境の改善により思考がクリアになる。そして新しい価値観や情報を受け取りやすくなる。
- 貧困・環境・社会問題の解決にもつながる。
- 動物への搾取を減らすことができる。
いかがでしたか?
私たちは肉を食べることが当たり前の価値観で育ってきたので、それを変えるのは大きな勇気が必要だと思います。
ですが、今までの当たり前が本当に当たり前なのか。なぜそうなのか。一度立ち止まって考えてみませんか?
身体は食べたもので作られています。だからこそ何を食べるか、がとても重要です。
すべての人が健康な生活を送って欲しいと願っています。そんなヒントになればと思い、この記事を書いています。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございました。
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