今回はクレイドルマウンテン国立公園の【穴場ハイキングコース】についてご紹介します。
クレイドルマウンテン国立公園は本当に広くて、たくさんのハイキングコースが存在します。
タスマニア在住のKAYOKOです。クレイドルマウンテンに3年半在住していました。
実はクレイドルマウンテンには、下記のブログで紹介したコース以外にもハイキングコースがあるんです!
今回ご紹介するハイキングコースは、以下の方におすすめです。
- クレイドルマウンテンにエリアに宿泊する予定
- ダブ湖周辺以外のハイキングスポットを知りたい
- クレイドルマウンテンのハイキングスポットを制覇したい
- シャトルバスに乗らずにハイキングがしたい
それではどうぞ、最後までご覧ください。
【穴場】クレイドルマウンテン・ハイキングコース
クレイドルマウンテンロッジ周辺には、いくつかのハイキングコースがあります。
クレイドルマウンテンロッジ以外に宿泊で車で行く場合、クレイドルマウンテンロッジ内、もしくはクレイドルショップの前の駐車場に車を停めることができます。パークパスを購入する必要はありません。
Enchanted Walk 【難易度 ★】
Enchanted Walk | Parks & Wildlife Service Tasmania
クレイドルマウンテンロッジの敷地内にあります。
タスマニア内にあるGreat Short Walk 60 に選ばれています。
一周で約20分、全て遊歩道が完備されているため、とても歩きやすいです。
クレイドルマウンテンロッジに宿泊した場合、絶対に外せないハイキングスポット(ショート・ウォーク)です。
運が良いと、コース内にある小川で野生のカモノハシを見ることができます。
King Billy Track 【難易度 ★★】
クレイドルマウンテンロッジの敷地内にあります。
一周で約45分、こちらも全て遊歩道が完備されているためとても歩きやすいです。
コースのほとんどが森の中です。
途中に、King Billy Pine と呼ばれる大きな木があります。
Enchanted Walk → King Billy Track と繋がっているので、合わせて歩くこともできます。
その場合は約1時間くらいかかります。
Speeler Track 【難易度 ★★★★】
クレイドルマウンテンロッジの敷地内、King Billy Track の途中からスタートします。
約1時間半から2時間くらいかかります。
ほとんどの道が舗装されておらず、目印をたよりに進みます。距離は長くないですが、途中わかりづらい場所があるので、上級者向けのコースです。少しぬかるんでいる場所もあるので、ハイキングシューズは必須です。
森の中を抜けたら草原が広がっていて、クレイドルマウンテンの少し違う側面を見ることができます。
タイガースネイクとはタスマニアに生息するヘビのことで、猛毒を持っていることで知られています。嚙まれたら命にかかわります。黒色のからだに黄色のラインが入っていて、見かけたら刺激を与えないように、静かに離れましょう。
Pencil Pine Track 【難易度 ★★★★★】
クレイドルマウンテンの敷地内、King Billy Track の途中からスタートします。
過去に何人も迷子や遭難者が出ているため、おすすめしません。
クレイドルマウンテンロッジ側もハイキングを推奨していません。
行く場合は完全に自己責任になります。
Knyvet Water Fall 【難易度 ★】
クレイドルマウンテンロッジの目の前の道を挟んで、向かい側に入口があります。
歩いて約5分で滝に到着します。
クレイドルマウンテンロッジに宿泊する場合、絶対に行ったほうがいいスポットです。
Dove Canyon Track 【難易度 ★★★★】
Interpretation center 裏のCradle Board Walk、またはKnyvet Falls からスタートします。
一周で約3時間から4時間です。舗装されている道はほとんどなく、森の中や岩を登ったりするので中上級者向けです。
クレイドルマウンテン特有の植物や木々などが多く見られます。ほとんどの人がダブ湖まで行ってしまうため、穴場のハイキングコースとなっています。ハイキングをしている人は少ないです。
Cradle Valley Board Walk 【難易度 ★★★】
Interpretation Center の裏から始まり、Ronny Creekまでつながっています。
片道約2時間です。そのままダブ湖まで行くこともできます。
開けた場所が続いてるので、森の中よりも太陽の光をあびたり、山々の景色を楽しみたい人におすすめです。遠くにクレイドルマウンテンも見えます。
全て遊歩道が完備されているのでとても歩きやすいです。ただ距離が長いので、帰りはシャトルバスを使うことをおすすめします。
途中まで歩いて、疲れたら引き返すこともできます。こちらもあまり人は歩いていません。
クレイドルマウンテンの中でもお気に入りのハイキングコースです。
写真のような遊歩道をひたすら歩いていきます。
【番外編】クレイドルマウンテン滞在中に雪が降ったら
クレイドルマウンテンでは、6月から9月のあいだに雪が降る可能性がとても高くなります。
私が在住していたときは、4月や11月でも雪が降ることがありました!
基本的に雪が降り続くことはあまりないので、1日や2日で溶けてしまうことが多いです。
もしクレイドルマウンテンに滞在中に雪が降ったら、ぜひ短いハイキングコースに行ってみることをおすすめします。
雪が降っている最中のハイキングは危険ですが、雪が止んだら短いコースを少し歩いてみると、別世界のような本当に綺麗な景色が見れます。
雪が降ると、クレイドルマウンテンと街をつなぐ道路が封鎖されてしまいます。旅行中は飛行機の時間や次の予定にも関わってくるので、余裕を持って計画を立てることをおすすめします。
下記に雪が積もったときの短いハイキングコースの景色を紹介します。
雪の日のKing Billy Track
森の中が一面真っ白で、とても幻想的でした!
雪の日のEnchanted Walk
クレイドルマウンテンロッジに宿泊時に雪が積もったら、ラッキーだと思って絶対に歩いてみるべきです。
雪の日のCradle Valley Board Walk
もう一泊する予定など時間がある場合、Cradle Valley Board Walkに行ってみるのもおすすめです。
雪が積もっている場合は歩きにくいので、少し歩いて途中で引き返すのがおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
クレイドルマウンテン国立公園の穴場ハイキングコースについてまとめてみました。
今回ご紹介したハイキングコースは、一泊以上の滞在・または何度もクレイドルマウンテンに来ている方におすすめです。
1日目にダブ湖まで行き、2日目に今回ご紹介したハイキングコースを歩いてみる、なんて計画はいかがでしょうか?
クレイドルマウンテン国立公園は本当に広くて、日帰りでは全てまわれないほど、たくさんのハイキングコースがあります。
クレイドルマウンテンに滞在するときの計画の参考になればとても嬉しいです!
それでは、今回も最後までお読みいただき、本当にありがごうございます。
コメント