みなさんはオーストラリアにある最南端の島、タスマニア島を知っていますか?
北海道より一回り小さいこの島には、手付かずの美しい自然が広がっています。
タスマニア在住のかよこです。タスマニアに住んで7年目になります。
2016年にオーストラリアにワーキングホリデーできました。最初はメルボルンに住んでいて、自然には興味がありませんでした。
ご縁があり2018年からタスマニアに移住し、今では長く住み続けたいと思っているほど、このタスマニアが大好きになりました。
そんなタスマニアの魅力を今回は在住者目線で紹介していきます。
日本から来るには少し不便な場所ですが、絶対に来て後悔しない場所です!
これを読んだらあなたもタスマニアに遊びに行きたくなること間違いなし!
それではどうぞ最後までお読みください。
オーストラリアの中にあるタスマニア島
タスマニアはオーストラリアの最南端にある島で、タスマニア州として存在します。
州都はホバートにあり、主要な空港はホバート空港とロンセストン空港です。
以下はタスマニアの全体地図です。
タスマニアと言えば?
タスマニアデビルが有名ではないでしょうか。それ以外には、タスマニアビーフという名前をスーパーで見たことがあるかもしれません。
タスマニアは手付かずの自然が広がり、世界一空気がおいしい場所としても有名です。
国立公園がいくつもあるので、山登りやハイキングが好きな人に特におすすめです!
地産地消のものがたくさんあり、農業も盛んです。酪農家や羊毛農家も多いです。

パーマカルチャー発祥の地とも言われていて、オーガニックのものが手に入りやすいです。
日本からタスマニアへ行く場合


メルボルン又はシドニーで飛行機を乗り換えます。
日本からタスマニアまで一つの航空会社で買う場合は、カンタスかシンガポールエアラインを選ぶと良いです。
日本からメルボルンやシドニーまで、直行便や経由便で安いチケットがあるので、慣れている方はオーストラリアの国内線は別で買うという方法もあります。
オーストラリア国内からタスマニアへ行く場合


タスマニアを自分の車でゆっくりと回りたいという場合、Spirits of Tasmania (スピリッツオブタスマニア)というフェリーでGeelongから来ると良いです。
飛行機の場合は、メルボルン・シドニー・ブリスベン・アデレードからの直行便があります。
メルボルンからがいちばん本数が多くて安いのでおすすめです。
次はタスマニア観光が特におすすめな人をまとめました。
タスマニア観光がおすすめな人・そうでない人
- 自然が好きな人・壮大な自然を感じたい人・自然に癒されたい人
- ハイキングや山登りが好きな人
- のんびりした雰囲気の中でオーストラリアのローカルな雰囲気を味わいたい人
- タスマニアの食に興味がある人
- 野生のウォンバットなど、タスマニア特有の動物が見たい人
逆にタスマニア観光がおすすめできない人もいます。
- 自然に興味が無い人
- 大都市のショッピングやナイトライフを重視する人
- 短期間で多くの観光地を回りたい人
- 交通の便が良い場所を好む人(タスマニアは車移動が基本です)
タスマニアを訪れるべき4つの理由
次はタスマニアをおすすめする理由です。4つにまとめました。
1.広大な自然


タスマニアをおすすめする一番の理由は、広大な自然を肌で感じることができるからです。
日本ともオーストラリアの本土とも違う、広大な自然を味わえます。
タスマニアには世界遺産にも登録されているタスマニア原生地域をはじめ、クレイドルマウンテン、フレシネ国立公園など、多くの国立公園が広がっています。壮大な自然を満喫しながらハイキングやキャンプが楽しめます。



どこへ行っても空気が綺麗で美味しい!
タスマニアの国立公園




タスマニアには国立公園がなんと19か所もあるんです。
下記は個人的に行きやすくてタスマニア内でも有名な場所です。
- Cradle Mountain National Park|クレイドルマウンテン国立公園
- Freycinet National Park|フレシネ国立公園
- Tasman National Park|タスマン国立公園
上記の場所以外にも、時間があったら行くべきおすすめの国立公園です。
- Maria Island National Park|マリアアイランド国立公園
- Mt.Field National Park|マウントフィールド国立公園
- Hartz Mountain National Park|ハーツマウンテン国立公園
ほとんどの場所で初級者から上級者まで楽しめるハイキングコースがあります。歩くのが苦手な人でも楽しむことができます。
国立公園以外でも、広大な自然がたくさん広がっています。
- Bay 0f Fire|ベイオブファイヤー
- Bruny Island|ブルーニーアイランド
- Cataract Gorge|カタラクトゴージ


2.タスマニア特有の野生動物にも会える




タスマニアには特有の野生動物がたくさんいます。
野生動物が身近に感じられる環境が整っています。
- ウォンバット(Cradle Mountain, Maria Island, Ben Lomondエリアでよく見られます)
- ワラビー(全域)
- パディメロン(全域)
- エキドナ(夏のみ。全域)
- ポッサム(全域)
3.地産地消のものがたくさんある


3つめのおすすめする理由は、タスマニアには地産地消のものがたくさんあるからです。
ワーキングホリデーの間では、チェリーやりんごなどのファームが有名だと思います。とにかくいろんな種類のファームがあります。
お酒類もすごく有名です。大規模に作っているところから個人で作っているところまで、いろんな種類のものがあります。タスマニア以外では売ってないものも多いので、買って帰ることをおすすめします。
- ワイン・ウイスキー・ジン・ビール・アップルサイダー
- りんご、チェリー、ブルーベリー、プラム、アプリコットなどのフルーツ
- 新鮮な野菜(マーケットに行くとオーガニックのものがたくさんあります)
- チーズ、はちみつ、チョコレート
- ラベンダー製品
- Huon Pine 製品
Huon Pineとは、タスマニアに自生している固有の木です。この工芸品が有名です。とても貴重な木で1年で1mmしか成長しないため、現在は保護され伐採は行われていないません。現在出回っているものは過去に伐採されたもので、貴重で値段も少し高めです。とても良い香りがして、木の屑は虫よけとしても使われます。
4.フレンドリーな人々と穏やかな雰囲気


4つめのおすすめする理由は、タスマニアの人々はとてもフレンドリーで温かく、観光客にも親切だからです。
ゆったりとしたライフスタイルが根付いているため、心地よい雰囲気の中で旅を楽しむことができます。
マーケットへ行くと地元の人がお店を出店しているので、フレンドリーな会話が楽しめます。
まとめ:ぜひタスマニアに訪れてみませんか?
いかがでしたか?今回はタスマニアに訪れるべき理由を4つまとめました。
タスマニアに来ると、自然に囲まれたゆったりしたライフスタイルを肌で感じることができると思います。
とくに忙しい現代社会、自然に囲まれてのんびり過ごしてみませんか?
心が癒されて、新たな自分自身の発見があるかもしれません。
日本から距離がありますが、来る価値のある場所です。
観光に来る場合は、最低でも5日は滞在することをおすすめします。1週間から2週間の滞在だと更に楽しめます。長い人は1か月ほど滞在する人もいるようです。
今回の記事で、タスマニアの魅力が伝わっていると嬉しいです。
最後までお読みくださり、ありがとうございました!
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