「プラントベースって言葉は聞いたことある!」
「プラントベースって聞いたことあるけど、本当に健康に良いの?」
「プラントベースの食事を取り入れたい。」
今話題のプラントベース。最近よく聞くけど、自分にはハードルが高い。そんな風に思っていませんか?周りに実践している人がいないと、本当に身体に良いかのよくわからないですよね。
プラントベース歴7年目・タスマニア在住の、かよこです。
私はプラントベースの食事を取り入れてから、たくさんの不調が無くなりました!
今回はプラントベース歴7年目の自身の体験とプラントベース栄養学の視点から、プラントベースの食事をおすすめする理由5選を簡単にまとめました。
プラントベースの選択肢が身近になり、新たな食事の選択肢になればと願い、記事を書いています。
それではどうぞ、最後までお読みください。
※本記事の内容はプラントベース栄養学に基づくもので、医療アドバイスではないことをご理解ください。
プラントベースの食事をおすすめする理由5選
プラントベース栄養学と自身の体験から、プラントベースをおすすめする理由5選をまとめました。
1.身体が疲れにくくなる
私がプラントベースの食事に切り替える前、原因不明の体のだるさに悩んでいました。仕事の日は気が張っていたので頑張れましたが、常に体がだるく、休日は起き上がるのも辛い状況でした。友人と出かけてもすぐ疲れてしまい、一日中楽しめませんでした。とくに近場で遠出する日は、たくさん歩かなければいけないので苦痛でした。
それがプラントベースの食事に切り替えて山登りに行ったら、以前と比べて疲れにくい体になり、長距離を歩けたんです!
以前は歩いて5分の場所へ車で行っていましたが、今では歩いて30分以内の場合は車を使いません。疲れにくい体になったので、歩きたいという気持ちが芽生えました。
動物性食品を食べないことで、消化に負担が掛からなくなったことが理由の一つといえます。
動物性たんぱく質は分子が大きいため、消化にエネルギーを使います。身体は消化のために、運動などの活動量を抑えようとします。そのため眠気や疲労感を感じたり、身体が疲れやすくなります。
2.肌がきれいになる
プラントベースの食事をする前は、酷い乾燥肌と毛穴の黒ずみに悩んでいました。大きなニキビが定期的にできていて、潰すのが日課でした。
それが今ではニキビもできなくなり、酷い乾燥肌も無くなりました!毛穴の黒ずみも目立たちません!
個人的には、今の肌の状態が人生でいちばん調子が良いです。
動物性食品の高脂質・高たんぱくの食事が皮脂の過剰分泌につながり、にきびの原因となってしまいます。
そして動物性食品を食べなくなった代わりに、たくさんの野菜を食べるようになりました。
野菜に含まれる抗炎症・抗酸化作用が結果的に肌の潤いにつながり、肌を若々しく保ってくれます。
3.生理痛の軽減につながる
生理痛があると、すごく辛いですよね。
私は以前、酷い生理痛とPMSに悩んでいました。PMSのせいで月の半分以上は情緒不安定で、毎月の生理が憂鬱でした。経血量もすごく多くて、日中も仕事に支障が出るほどの痛みでした。そのため痛み止めが無いとパニックになるほどでした。それが食生活を変えたことにより、あんなに辛かった生理痛が楽になっていったんです!
痛み止めは6年間使用していません!
生理の1日目と2日目に少し腰回りが重く感じる程度です。
動物性食品を食べることで必須脂肪酸のバランスが崩れ、炎症作用が強くなり、生理痛の痛みが酷くなっている場合があります。
4.現代病・生活習慣病の予防・回復につながる
癌・心臓病・糖尿病・高血圧などの生活習慣病は、現在の日本で、社会問題になっています。
生活習慣病は食生活や普段の運動、ストレスなど生活スタイルが原因だと言われています。
プラントベースの食事に変えると、そんな現代病や生活習慣病の予防・回復にもつながります。
健康に歳をとっていきたいなぁ
動物性食品に多く含まれる飽和脂肪酸が血管の内皮細胞を傷つけ、コレステロールの増加を引き起こします。そこから現代病と呼ばれる癌・心臓病・糖尿病などに繋がっていくと言われています。
5.心が軽くなる・希死念慮が無くなる
動物性食品を食べることが、心にも影響を与えていることを知っていますか?
腸内環境と自律神経は互いに影響しあい、私たちの心の状態に深く影響を与えています。
動物性食品は消化吸収のとき、内臓に負担が掛かります。
腸内環境の悪化は、脳にまで影響を与えています。そして私たちの精神状態に影響が及びます。
実はもうひとつ、心に影響を与える可能性があるものがあります。動物たちの負の念です。
現代の畜産業で酷い扱いを受けている動物たちがたくさんいます。そんな動物たちの悲しみや怒りの念を受け、私たちの身体に影響を与えている場合があります。繊細で優しい方はとくに影響を受けやすくなり、原因不明の怒りや悲しみに支配されやすくなります。
実際に私は、食生活を変える前まで「死にたい」が口癖になっていた時期もありました。常に心が病んでいて、自分でも自分をコントロールできない感覚に陥っていることが多々ありました。
今では心が軽くなり生きるのが楽しくなりました!
プラントベースの食事をおすすめする理由を5つ紹介しましたが、【プラントベース】が実際にどんなものか気になりますよね!
次の章ではプラントベースについて簡単に説明します。
そもそもプラントベースとは?
プラントベースとは簡単に説明すると、動物性食品(肉・魚・乳製品・卵)を使わず、植物性由来のものでできている食べ物のことです。
そして、植物性由来の食品を食べる食事方法を指すこともあります。
その中でも私がとくにおすすめする食事方法が、ホールフードプラントベースの食事です。プラントベース栄養学の中で推奨されています。
プラントベース栄養学とは、アメリカのコーネル大学名誉教授・コリン・キャンベル博士が提唱したものです。
その中で推奨されているのが【ホールフードプラントベースの食事】です。
ホールフードプラントベースの食事とは?
ホールフードプラントベースの食事とは、植物由来のものを食べられる部分丸ごと、なるべく精製されていない状態で食べる食事方法のことです。
とてもシンプルな食事法です!
野菜や果物を積極的に取り入れ、加工品や精製穀物をできるだけ避けます。
ナッツ・シード・豆類を積極的に取り入れます。
ホールフードプラントベースの食事で食べた方が良いもの
- たくさんの野菜(緑黄色野菜・根菜類・葉物野菜・香辛野菜など)
- 果物(りんご、ばなな、梨、他にもたくさん!)
- ナッツ類(アーモンド・カシューナッツなど)
- シード類(フラックスシード・ヒマワリの種・松の実など)
- 穀物(玄米・オーツ麦・キヌアなど)
- 豆類(豆腐・大豆・あずき・黒豆・インゲン・絹さやなど)
野菜をどんどん取り入れましょう!玄米がおすすめですが、苦手な方は部付米や雑穀米でもOK。小麦を使う場合は全粒粉がおすすめです。
精製塩・砂糖・精製小麦・白米・オイルなど、精製されているものはできるだけ避けましょう。
とは言ってもハードル高い…
情報がありすぎて私にできるのか不安…
大丈夫です!自分ができそうなところから始めれば良いんです♪
まずは週1回、お肉を食べない日から初めてみると良いかもしれません。
それができたらお肉を食べない日を週2回、野菜の種類を増やしたり、おやつをフルーツに変えたり、など小さなことからで大丈夫です。自分のペースで心地よいベジ生活を見つけてみてください♪
小さなステップから、心地よいベジ生活を始めてみませんか。
プラントベースの食事にはメリットがたくさん!
本記事では、プラントベースの食事をおすすめする理由を5つ紹介しました。
今回まとめた内容をもう一度確認してみましょう。
- さまざまな病気・癌・心臓病などの現代病の予防と回復につながる。
- 体が軽くなり、疲れにい体になる。
- 生理痛や肌荒れなどの不調が改善する。
- 心が軽くなり、精神的に楽になる。
食生活は気づいた時から、いつ変えても遅くないです。
今回紹介したホールフードプラントベースの食事ができなくても、まったく落ち込む必要はありません。まずは知ることから。
そして食生活を変えるということは、今までの生活スタイルを変えていくことにもなるので、すぐに完璧にできるものではありません。
小さな変化を繰り返していけば、最終的には大きな変化となります。
できるところから始めてみませんか♪
健康で笑顔の方が増えることを願い、プラントベースについての記事をまとめました。
最後まで読んでくださり、本当にありがとうございます。
コメント