プラントベースの食事で嬉しい変化!ヴィーガンになった理由と6つの移行ステップ【体験談】

「プラントベースに興味はあるけど、どうやって始めればいいかわからない…」

プラントベースの食生活に興味はあるけど、何から初めてよいのかわからない。そんな悩みはありませんか?

プラントベースの食生活をやってみたい!と思っている方の後押しになればと思い、今回は自分の体験談赤裸々に記事にしました。私が実際に行ったステップもまとめました。

かよこ

タスマニア在住のかよこです。プラントベースの食生活は7年目になりました。

完璧にできなくても大丈夫!楽しみながら自分の心地よい範囲で続けていくことが大切です。

私の経験が、みなさんのプラントベースの食生活を始めてみるきっかけになれば嬉しいです!

それでは、最後までお読みください。よろしくお願いします。

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目次

私がヴィーガンに興味を持ったきっかけ【体験談】

ヴィーガンと聞くと、どんなことやどんな人を想像しますか?

私は初めてヴィーガンの人に出会った時のことを今でも覚えています。衝撃を受けました。

初めてヴィーガンの食生活を見た時に思った正直な感想

私が初めて「ヴィーガン」という選択肢を知ったのは2018年です。当時働いていた同僚がヴィーガンでした。タスマニアのリゾートホテルで働いていました。街から離れた山の中だったので、社員寮に暮らしながら3食を社員食堂で食べていました。

そこでは肉魚料理が多く、ヴィーガンの同僚は食べるものが少なくて大変そうでした。

私は無知だったので、お皿に盛られた山盛りのサラダや野菜を見て、「なんかやばそう…」と思ったんです。

私のヴィーガンへの入り口はこんな感じで始まりました。

かよこ

それが今では自分もヴィーガンになるなんて!人生って何が起こるかわかりません!

「肉を食べる」ということを考えさせられたきっかけ

そんなある日、イギリス人カップルの同僚が、肉を食べるのを辞めると言い出しました。

理由は、畜産業についての動画を見たからだそうです。

その時なぜか私も興味が沸き、畜産業についてネットで調べました。そこでは私は驚きの事実を知りました。牛や豚がどんな状態のところで飼育されているのか。どのように殺されて私たちの食卓に並んでいるのか。そしてその牛や豚、鶏にも家族がいることについて。人生で初めて考えさせられました。

その時まで、恥ずかしながら「動物を食べている」という感覚が無かったんです。スーパーに行けばパック詰めされたものが売られていて、それと牛や豚、鶏と結びつけて想像することが出来なかったんです。これは私たちが小さい頃から食に対する教育、何を食べているのか?をちゃんと教えてもらってこなかったことが原因だと思います。

それから一週間くらい、私が普段食べているものって何だろうと考えました。

そこで私が出した結論は、「今まで十分な肉を食べて来たから、今後の私の人生で動物を食べることは二度としない!」でした。

なぜ私たちは犬と猫は可愛がるのに、牛や豚、鶏を食べてしまう。なぜだろうと疑問に思ったことはありますか?

犬を食べる国を激しく非難するのに、牛や豚、羊はいいの?と疑問に思いました。

牛や豚にだって子どもや家族がいるのに、それを自分のエゴで壊して良いのかな?とも思いました。

以前は肉や魚が大好物!

ちなみに以前の食生活は、肉魚卵が中心でした。

野菜も好きでしたが肉や魚も大好きで、大好物はハンバーガー、とんかつ、ラーメンでした。

以前は、食卓に肉か魚のどちらかが無いのはあり得ないと思っていました。

私がプラントベースの食生活に移行した6つのステップ【体験談】

そんな私がヴィーガンになるまでのステップをまとめてみました。

現在ではプラントベースの食生活が7年目に突入していますが、最初から全て完全に切り替えれた訳ではありません。5年以上かけて完全に切り替えました。

私の場合、肉を食べないことは簡単だったのですが、チーズと卵を辞めることに時間が掛かりました。

最初は栄養素のことなど一切考えていませんでした。もともと栄養学の知識が無くて、「タンパク質って聞いたことあるけど、何かよくわからない」程度だったのが逆によかったのかもしれません。

自分の体感で、とにかくたくさんの種類の野菜を食べれば良いと思い実践していきました。

実際にプラントベース栄養学では、ホールフードプラントベースの食事をしていれば、体が細かい栄養素を勝手に計算してくれると言われています。

プラントベース栄養学については以下の記事で解説しています。

そんな私が積み重ねていった大きな6つのステップです。

1.まずは肉を食べることを辞めてみる

まずは肉を食べることを辞めました

肉を辞めるだけで、大きな身体の変化を感じると思います。

私がまず初めに感じたことは、体が軽くなったことです。慢性的に感じていた、体の重さやだるさが無くなりました

一番驚いたのが、ハイキングに行った時です。往復約3時間のハイキングで、以前よりも身体のだるさを感じませんでした。もともと体力があまり無いので、少し歩くだけで疲れしまい、歩くのが好きではありませんでした。それがこの日からハイキングが好きになりました!

肉を辞めて一か月くらいすると、肉を食べたい気持ちは殆ど無くなりました。この時点で、肉を食べることに罪悪感を感じ始めました。

まずは週末だけ肉を抜いてみるなどの、小さなステップから始めると続けやすいです。それができるようになったら、次は3日、そのあと4日、5日と日数を増やしていきます。そうすると気が付いたら1週間、1か月となっていき、習慣づいていきます。

2.牛乳を辞めてみる

オーストラリアに来てから、牛乳が入っているものを食べると必ずお腹がゆるくなったり、調子が悪くなるようになりました。それでも気にせず食べていましたが、肉を辞めたついでに牛乳も辞めようと思い、牛乳を辞めました。その代わりにソイミルク・オーツミルクを飲むようになりました。

牛乳の代わりに、ソイミルクやオーツミルク・アーモンドミルクを使います。個人的には牛乳よりも美味しいと思っています。

3.ヨーグルトを食べるのを辞めてみる

オーストラリアのヨーグルトってすごく美味しいんです!でもなんとなくヨーグルトも辞めたいなと思ったので、その代わりに豆乳ヨーグルトやココナッツヨーグルトを食べるようになりました。

現在では添加物が気になってヨーグルトは食べなくなりました。とくに食べたい気持ちにもなりません。今ではその代わりに果物やドライフルーツ・ナッツなどを小腹が空いた時に食べます。

豆乳ヨーグルトやココナッツヨーグルトなど、代わりのものに置き換えてみましょう。

4.魚を食べるのを辞める

最初は、「魚を辞めるなんて絶対無理!」と思っていました。大好物だったんです。

それがあるとき、魚の骨を見た瞬間に自分にも同じように骨がある!と突然気が付きました。

グレートバリアリーフで見た可愛いカラフルな魚たちを思い出してしまい、可哀相に思ったら食べられなくなりました。

私の場合は特殊かもしれませんが、こんな風な角度から魚を見てみると、魚に対して新たな気づきがあるかもしれません。

日本だと、レストランでは鰹節で出汁をとっているところが多いと思います。そんな時に絶対食べないと決めてしまうと苦しくなってしまうので、臨機応変に対応すればよいと思います。実際に私も、レストランに行って魚の出汁を取っていて避けられない場合は食べます。

5.チーズを辞めてみる

タスマニアはチーズがすごく有名で、チーズファームがたくさんあります。友人同士で集まるとチーズがおつまみとして出されたり、カフェやレストランに行くとチーズが入っているベジタリアン料理がたくさんあります。それくらいチーズが好きな人たちが多くて身近に手に入る食材なんです。

私はチーズが大好きでした。それが肉を辞めてから数年後、徐々にチーズが重たいと感じるようになりました。そしてチーズはもう食べなくても良いかな、という気持ちになったんです。

実はオーストラリアではヴィーガンチーズも有名でたくさん作られています。

美味しいヴィーガンチーズの存在を知り、今ではヴィーガンチーズの方が普通のチーズより美味しいと思うようになりました。

そしてプラントベース栄養学で、乳製品を食べることによる病気のリスクや、特に婦人科系の疾患にかかるリスクが高くなることを知り、チーズは自分に必要無いと思うようになりました。

もちろん健康のためにはチーズは完全に辞めた方が良いですが、臨機応変に。辞めにくい場合は少しずつ減らしていくことをお勧めします。

6.最後に卵を辞めてみる

卵を辞めるのに一番時間がかかりました。夫の大好物だったのもあってマーケットで買う卵ならと思い、信頼できる農家さんからのみ買っていました。

それがプラントベース栄養学を学んで卵について知ったとき、完全に食べることを辞めようと思いました。

結局卵の栄養成分も肉と似ているので、消化するときに負担が掛かってしまい、いろいろな不調や病気の原因になると知ったからです。

完全に辞めにくい場合は、徐々に食べる頻度を減らしていくことをお勧めします。

【現在】プラントベースの食事を続けていくと感じる心と体の変化

大好きなハイキングでの写真。クレイドルマウンテンとダブ湖

次はプラントベースの食事を続けていったことで感じた心と体の変化です。

現在はプラントベースの食生活が7年目に突入しました。私の場合、年数をかけて徐々にすべての動物性食品を減らしていきました。

まずは体の変化です。

プラントベースの食事を続けたら起きた体の変化
  • 体が軽くなり疲れにくくなった!一日中エネルギーが持続するようになった。
  • 肌の調子が良くなった!乾燥肌・ニキビ・毛穴の黒ずみがほとんど無くなった
  • 火傷レベルの日焼けをしなくなった。
  • いつでもポカポカ!末端冷え性がなくなった。
  • 起き上がれないほどの激痛だった生理痛が軽くなった。
  • 睡眠の質が上がった!寝れば回復するようになった。
  • 常に体調が良いので、薬や病院に頼らなくなった。

次は心の変化です。私の場合、肉を辞めてからの心の変化がいちばん大きかったことに驚いています。

プラントベースの食事を続けたら起きた心の変化
  • 希死念慮が無くなった。
  • 鬱っぽくなったり、心が病むことが無くなった。
  • 頭がクリアになり、いろんなことに興味を持てるようになった。やる気が沸いた。
  • 自分の体を大切にしたいと思うようになり、健康に気をつかうようになった。
  • 自分と向き合うことができるようになり、自分の身体の声を聞けるようになった。
  • 人生が楽しくなった!
  • プラントベースを通じた出会いがたくさんあり、人生がもっと豊かになった。

現在では、プラントベース栄養学を軸に地球や環境に優しい生き方を選んでいます。時間は掛かりましたが、食事を変えたことがきっかけで、私の人生は大きく良い方向に変化していきました。

まとめ:プラントベースの食事に無理なく移行するコツは?

プラントベースの食事に無理なく移行するコツを以下にまとめてみました。

プラントベースの食事に移行して無理なく続けるには?
  • 一気に全てを辞めない。少しずつ減らしていくことで、無理なく続けられる。
  • 時間をかけても良いので、小さな積み重ねを続けて習慣化すること。
  • 楽しみながら続けていくこと。
  • できた自分を褒めること!できない自分を責めないこと。
  • レストランや友人の食事では、できるところから。臨機応変に対応する自分を許すこと。
  • ベジ仲間を見つけること。

無理なく続けていくことが大切です。どんな自分も許して受け止めることで、辛くならずに楽しく続けていけます。

お気に入りの菜食レストランを探してみるのも良いと思います!

ベジ仲間を見つけたい時は、私も参加している【ベジママ勉強会】がおすすめです!プラントベース生活を通じて同じ考えを持つ仲間に出会えます。私にDMも大歓迎です。

健康のためには良くないかもしれないですが、それでもなかなかプラントベースの食事に切り替えられない場合、気が済むまで食べてみるのも良いかもしれません。

私たちの体はいつでも正直なので、不健康なものや体が嬉しくないことをし続けると、病気になったりそれを受け付けなくなったりします。

もちろん病気になってから気づきを得ることができるので、それも良いのかもしれません。ですが私はみなさんが病気や辛い思いをする前に、自分で気づいて食生活を変え、健康で楽しい人生を送って欲しいと思っています。

私の体験談が少しでもプラントベース生活を踏み出すきっかけになれば嬉しいと思い、今回は記事にまとめました。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございます。

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