「卵1つ食べただけで、こんなに体が変化するなんて…!」
先日卵を食べた時、私の体に驚きの変化がありました!今日はその体験談をブログで紹介していきます。
私は普段、完全ヴィーガン・オイルフリー・シュガーフリーの食生活をしています。
そのため、何か体に合わないものを食べるとすぐ反応が現れます。
乳製品を食べるとお腹を壊したり、砂糖を摂るとにきびができたり。
普段プラントベースの食生活を送っている方にはそんな経験があると思います。
今日はそんな身体に起きた変化を、理由も考察しながら記事にまとめました。

かよこです!タスマニアでリメディアルマッサージをしています。
それではどうぞ最後までお読みください。
※当ブログの内容はプラントベース栄養学に基づくものです。医療アドバイスではないことをご理解ください。
【体験談】普段からホールフードプラントベースの食事をしている私が卵を食べたら


実は3週間前にぎっくり腰になってしまったんです。
ぎっくり腰は初めてではなく、20代の頃から何度か繰り返していました。
腰を痛めた原因は、寝起きにハードな筋トレをやったことでした。
朝は筋肉が固まっている状態なので、体が温まるまでは激しい運動は避けた方が良いです。とくに運動に慣れていない人は要注意です。
筋トレのあと腰に違和感を感じたんですが、マッサージの予約が入っていたので無理をしてしまいました。
そしてお客様を施術中に「ぎっくり」いきました。(それでも最後までやり遂げました)
その日と次の日は凄く痛かったんですが、3日目からは痛みがだいぶ引いてきました。
普段からホールフードプラントベースの食事をしていると回復力が上がるので、今回のぎっくり腰も以前より回復が早いと感じていました。
ホールフードプラントベースの食事が気になる方は以下の記事も合わせて読んでみてください。


ぎっくり腰5日目の出来事「卵を食べる」


その日の夕食を考えていた時のことでした。冷蔵庫に夫が購入した卵が、1つだけ残っていたんです。
夫は普段、私と同じ食生活をしています。以前は卵が大好物だったので、夫がどうしても食べたいと思い買ったものでした。
そんな夫が「卵はもう食べたくない」と言い出したんです。
卵を食べたあと、歯痛と胃腸の調子が悪くなり、味も美味しくないと感じたそうです。
普段からホールフードプラントベースの食事をしてるので、体が反応してしまったんですね。
そんな理由で冷蔵庫に1つだけ残っている卵がありました。2週間以上は経過していたと思います。夫は食べないので、捨てるか食べるか迷いました
そして私は、「捨てるのはもったいないので、私が卵を食べよう」という選択をしました。
卵を食べた翌日の体調変化
まず朝起きた瞬間から胃腸の調子が悪く、その日は何度もトイレに行きました。
消化がうまくできてない感じがして、お腹を触ると腸が張っていました。
そして腰の痛みがさらに増して、ぎっくり腰の症状は悪化していました。その日は痛くてあまり動けませんでした。
「私たちの体は食べたものでできている」
こんな言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
そこで私は考えました。
「前日食べたものは?」
「普段の食事と違うもの食べた?」
そこで気が付いたのが、「卵を食べた」ということでした。
【考察】なぜ卵1つで体調がこんなに変わった?考察してみた!


まずは卵に含まれているものについて調べてみました。
卵に含まれている栄養素
- タンパク質
- 脂質
- 炭水化物
- ミネラル(ナトリウム・カリウム・カルシウムなど)
- ビタミンA、ビタミンBなど
上記のことだけ見たら体に良さそう!って思いますよね。
それが詳しく見ていくと、実はそうでもないんです。
卵に含まれている脂質について
卵に含まれる栄養素を調べると「脂質」となっていますが、脂質には種類があります。
卵の中には脂質の「飽和脂肪酸」と「不飽和脂肪酸」が含まれています。そして「不飽和脂肪酸」のひとつの「アラキドン酸」というものが含まれています。
この「アラキドン酸」は「オメガ6脂肪酸」で、炎症を促進させる効果があります。とくに肉・卵・魚に含まれています。
脂肪酸の「オメガ3」と「オメガ6」は普段バランスを取り合っています。卵を食べたことにより、「オメガ6」が増えてしまい、炎症が誘発され腰の痛みが増したと考えられます。
そして「飽和脂肪酸」は肉・卵・乳製品などに多く含まれていて、血管の内皮細胞を傷つけたり血流量の低下を起こす原因となっています。
そして「飽和脂肪酸」は体内で合成されるため、摂取は必要無いと言われています。
卵の「動物性タンパク質」によって腸内環境の悪化が引き起こされた可能性
卵に含まれている「動物性タンパク質」は「植物性タンパク質」と比べると分子が大きく、消化に負担が掛かります。
それにより血流が悪くなった可能性があります。
普段プラントベースの食生活をしているからこそ、さらに消化に負担が掛かり、胃腸の調子が悪くなった可能性があります。
血流が悪くなり、腰の痛みが増したと考えられます。
体のコリは、血行不良が原因のひとつだと言われています。
お腹が硬くなり、ぎっくり腰に関わる腰の筋肉が硬くなった可能性
実際にその日はお腹が一日中ゴロゴロしていて不快でした。下痢のような症状も出ていました。
お腹を自分でマッサージすると腸が硬くなっていました。それが原因で「腸腰筋」がさらに緊張して硬くなった可能性があります。
腸内環境の悪化により、「腸腰筋」の緊張が増えて、ぎっくり腰の痛みが増したとも考えられます。
腸腰筋とは?
「腸腰筋」とは、骨盤と股関節を結ぶ体の深い場所にある筋肉です。上半身と下半身を繋ぐ大切な筋肉です。内臓の後ろにあるというイメージです。
腸腰筋はぎっくり腰にも大きく関連している筋肉です。
【結論】わたしたちの体は、食べたものから大きな影響を受ける!


今回の体験で、「何を食べるかで体の調子は大きく変わる」ということを実感しました。
その後食事を元に戻すと、次の日から嘘のように痛みが引きました。そして今では痛みもほぼなくなり、普段の生活に戻ることができています。
動物性食品を食べると体に良くない変化が起きるということを、自分の体でしっかりと感じ取ることができる良い経験になりました。
私たちは、生きていく上で食事をする必要があります。その中で健康を維持していくには、「何を食べるか」がすごく大切です。毎日食べるお肉や乳製品、私は一日食べただけでもこんなに体調を崩しました。それを毎日食べ続けるということは、健康のため、体にとって本当に良いのでしょうか?
スーパーに行くと全て大きさの均一な野菜、虫一つ着いていない野菜が全てです。虫も食べない野菜や果物、人間が食べて影響はないのかな?と思います。
少し立ち止まって「食事」について考えてみませんか?
健康になれる食事方法を学べるコミュニティーがあります!
オーストラリアでマッサージ師をしている私も大絶賛する食事法、「ホールフードプラントベースの食事」を学べるコミュニティです。一緒に健康な身体づくりをしていきましょう!


今日も最後まで読んでいただき、ありがとうございます。
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